練習問題 従属接続詞 part5
次の日本文を英文に直しなさい。
(1) 私が帰宅したとき、母は台所で料理をしていました。
(2) 私はヒロシは今日忙しくないと思います。
解答・解説(1)
(1) 私が帰宅したとき、母は台所で料理をしていました。
さて、この問題は英作問題です。
いつものように分解して考えていきましょう。
「私が帰宅したとき」
と
「母は台所で料理をしていました」
の2つに分けられます。
「私が帰宅したとき」 → 「When I came home」
※「〜のとき」 → 「when」
※「帰宅する」 → 「come home」
「母は台所で料理をしていました」 → 「I was cooking in the kitchen」
※「母は料理をしていました」 → (過去進行形) → 「my mother was cooking」
「母は」となっていますが、この場合は「私の」母になるので「my」を入れます。
※「台所で」 → 「in the kitchen」
この2つをつなげれば完成です。
ちなみにこの文はカタマリごとひっくり返して、書きかえることもできます。(解答参照)
正解)
「When I came home, my mother was cooking in the kitchen.」
=「My mother was cooking when I came home.」
(私が帰宅したとき、母は台所で料理をしていました)
解答・解説(2)
(2) 私はヒロシが今日忙しくないと思います。
次の問題です。
この日本文も2つに分けられますが、分け方に注意してください。
「私はヒロシが今日忙しくないと思います」
↓
「私は思います」
と
「ヒロシが今日忙しくないと」
このように分かれます。
実はこの問題にはひとつ注意するところがあります。
しかし、とりあえずは普通に考えていったほうが分かると思いますので、そのように進めていきます。
「私は思います」 → 「I think」
「ヒロシは今日忙しくないと(いうことを)」 → 「(that) Hiroshi isn't busy today」
※接続詞の「that」を使います。
これは「〜ということを」という意味で省略することもできました。
このように考えられませんか?
この2つをつなげるとこうなります。
「I think (that) Hiroshi isn't busy today.」
これでも立派な文のように思いますが、一ヶ所間違えています。
それは、
「I think」で始めて、後ろで否定文がくる言い方にはしないのでした。
この文の場合も「I think ・・・ isn't」となっていますね。
この言い方はしないのです。
ではどういう言い方だったしょうか?
それは、
“最初を否定文にして、後ろを肯定文にする”
とするのでしたね。
ですからこの文もそのルールにのっとって変えると次のようになります。
×「I think (that) Hiroshi isn't busy today.」
○「I don't think (that) Hiroshi is busy today.」
違いが分かりますか?
×の解答 ○の解答
I think I don't think
Hiroshi isn't Hiroshi is
このようになります。
また、この問題で接続詞は何かというと「that」です。
この接続詞「that」は「〜ということを」という意味で、省略することができました。
この問題では入れても抜かしても正解になりますが、穴うめ問題のように文字数が決められているときには自分で判断する必要があるので気をつけて下さい。
正解)
「I don't think (that) Hiroshi is busy today.」
(私はヒロシが今日忙しくないと思います)