中2英語 文法 従属接続詞の基本

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従属接続詞とは

ここでは従属接続詞の基本的な使い方の説明をしていきます。

 

まずは従属接続詞とはですが、接続詞というと「and」「but」「or」「so」などを最初に頭に思い浮かべるかもしれませんが、これらのことを「等位接続詞」と言います。

 

等位接続詞というのは同じような仲間の「語と語」「句と句」「文と文」などをつなぐ接続詞のことで、重要性はどちらも同じになるものでした。

 

それに対して従属接続詞というのは「文と文」をつないで片方の文がもう片方の文に含まれる言い方になるものです。ちょっと表現が抽象的なので分かりずらいですね。具体的に例文を使って説明をしていきますが、その前にこの従属接続詞にはどんなものがあるのか見ていきましょう。

 

 

<従属接続詞の種類>

 

(時間を表すもの)
when     〜の時 
※「いつ」という疑問詞ではないので気をつけましょう。
while     〜している間
before    〜の前
after     〜の後
as soon as 〜するとすぐに

 

(条件を表すもの)
if      もし〜なら

 

(理由を表すもの)
because  なぜなら〜なので

 

(譲歩を表すもの)
though   〜だけれども

 

このような種類があります。
この中で「when」は「いつ」という疑問詞の意味を良く知っていると思いますが、ここではそれとは違います。下の例文を見てもらうと分かりますが、疑問詞ではない証拠に最後が「?」になっていませんね。

 

では従属接続詞を使った例文を見てみましょう。

 

 

<従属接続詞を使った文>

 

  「When I came home, my father was washing his car.」
=「My father was washing his car when I came home.」
  (私が帰宅した、私の父は車を洗っていました)

 

 

ここで2つの文が書いてありますが、上の文と下の文は同じ意味になります。これは書きかえをしたものです。

 

書きかえといっても上の文をコンマの前後の2つのカタマリで分けて、そのカタマリごとに前後を入れかえてあげるだけです。

 

このときに接続詞(ここではwhen)が文の途中に来る時(下の文)はコンマは入れません

 

 

また、一つ考えてもらいたいのが接続詞のは入っている方のカタマリはもう一つのカタマリに多少の細かい内容を付け足しているだけです。

 

「私が帰宅した時、私の父は車を洗っていました」という文の中心的な内容は「父が車を洗っていた」ということで、「私が帰宅した時」というのは「車を洗っていたのはいつか」という補足説明をしているだけです。

 

英語で書くと、「My father was washing his car.」メインの内容で、「When I came home」補足部分ということです。これが最初に話した従属接続詞を使った文は「片方の文がもう片方の文に含まれる言い方」ということの意味です。

 

 

 

もう一つ別の例文も見て下さい。

 

  「If you want to read this book, I will give you.」
=「I will give you if you want to read this book.」
  (もしもあなたがこの本を読みたいなら、(私は)あなたにあげます)

 

この例文も上の文と下の文は同じ意味になっています。
注目してもらいたいのが、やはりここでも上の文のコンマのところで区切って半分に分けて前半と後半を入れかえているということです。

 

そしてやはり、「I will give you(私はあなたにあげます)」文の中心的な部分で、「If you want to read this book(もしもあなたがこの本を読みたいなら)」補足部分になっているということも確認してください。

 

 

このように従属接続詞を使って作った文は、片方のカタマリがもう片方のカタマリに含まれる言い方になるということを理解しておいてください。




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