There is(are)の文の基本
さて、今回は「There is(are)の文」という新しい内容に入ります。ただ、この単元はそれ程難しいものではありませんから安心してください^^
応用問題としての書きかえもありますが、それはまず基本ができるようになってから説明しけば十分理解できますので心配いりません。
それではお話をしていきましょう。
<There is(are)の文>
形 :There is〜. There are〜.
意味:〜がある、〜がいる
※be動詞の「is」を使うか「are」を使うかは後ろにくる名詞の数で決まる。
今回勉強する「There is(are)の文」というのは上にあるように〜があるや〜がいるという意味になる文を作る時に使います。
この使い分けは難しくありません。
「物の場合」 → 「〜がある」
「生き物の場合」 → 「〜がいる」
このようになります。
例)
1.There is a book on the desk.
(机の上に本があります)
2.There is a cat under the bed.
(ベッドの下にネコがいます)
分かりますね。
そして次に使うbe動詞ですがこれは「is か are」になります。
これには次のようなルールがあります。
後ろにくる単語が・・・
単数の場合 → is
複数の場合 → are
こういうルールになっています。
例)
1.There is a library near my house.
(私の家の近くに図書館があります)
2.There are many people under the tree.
(木の下にたくさんの人たちがいます)
このように使い分けます。
There is(are)の否定文と疑問文、答え方
次に否定文と疑問文の作り方を説明します。
感のよい人はもう気づいているかもしれませんが、この文は「be動詞」を使っています。そうです、be動詞を使っているということは、
「否定文」 → 「be動詞の後ろにnotを入れる」
「疑問文」 → 「be動詞を主語の前に出す」
こういうルールがありましたね。。
実際に上の文で確認してみるとこのようになります。
例)
肯定文:「There is a library near my house.」
(私の家の近くに図書館があります)
否定文:「There is not a library near my house.」
(私の家の近くに図書館がありません)
疑問文:「Is there a library near my house?」
(私の家の近くに図書館がありますか)
このようになります。
そして疑問文には答えてあげなくてはいけません。
答え方は次のようになります。
これは少し特徴がある言い方になるのですが、つぎのように答えます。
「Is there a library near my house?」
(私の家の近くに図書館がありますか)
↓
「Yes, there is. / No, there isn't.」
(はいあります) / (いいえありません)
このように「there」を使って答えます。
これは丁寧にいうと次のような文になるからです。
「Is there a library near my house?」
(私の家の近くに図書館がありますか)
↓
「Yes, there is (a library near my house).」
(はい〔私の家の近くに図書館が〕あります)
「No, there is not (a library near my house).」
(いいえ〔私の家の近くに図書館が〕ありません)
と、このようなことを伝えているのですが、疑問文で言っていることを答えでもくり返し言うということを英語は嫌うので省略されているのです。
これは「There are 〜」の文でも全く同じルールになりますので分かりますね。
There is(are)の過去形の文
「There is(are)」の文の
- 訳し方
- be動詞の使い分け方
- 否定文,疑問文の作り方
- 答え方
は理解できましたか?
それでは最後に「過去形の場合」について説明しておきます。これも難しくありません、過去形の文を作りたければ
“be動詞を過去形にする”
これだけです。
例文で確認しましょう。
例)
「There was a library near my house.」
(私の家の近くに図書館がありました)
「There were many people under the tree.」
(木の下にたくさんの人たちがいました)
このようにbe動詞を過去形にするだけです。
もちろん過去形の場合の否定文や疑問文、答え方も特別なことはなくて、上で説明した現在形のときと同じように考えれば大丈夫です。
ここまでが「There is(are)の文」の基本になります。
それではここまでが理解できたら次に練習問題をどんどん解いて慣れていってくださいね。